空想力
くうそうりょく
名詞
標準
(power of) imagination
文例 · 用例
なによりも、怪談がいちばん僕の空想力を刺激するようです」「こんな怪談はどうだ」馬場は下唇をちろと舐めた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
しかも童話の世界では、それらの機械や武器やが、驚くべきフアンタジイの空想力で、荒唐無稽にまで夢幻化されてゐるのである。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
文學や藝術でさへも、我々の物には空想力が缺乏し、眞のロマンチツクの要素に乏しい。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
空想力が枯渇すれば、この本をひらく。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
どうも長兄は、真面目すぎて、それゆえ空想力も甚だ貧弱のようである。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
なによりも、怪談がいちばん僕の空想力を刺激するやうです。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
長兄は、弟妹たちに較べて、あまり空想力は、豊富でなかった。
— 太宰治 『愛と美について』 青空文庫
然し鋭敏な官能で、且近代の芸術に慣れた人の空想力はよく自分の不十分な描写を補つて呉れるのであらう。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫