着方
きかた
名詞
標準
way of wearing
文例 · 用例
」「折角、持つて來たんなら、そんな亂暴な着方をしては臺なしになつてしまふだらうに。
— 牧野信一 『痴日』 青空文庫
博識家めいた言ひ振りだが、吾々の祖先は今の婦人と同じやうな着方をしたもので、いつも獣の皮にばかりくるまつてゐた彼等は、毛皮の襟を合はせるのに左手で右前を引張るから自然右手で針留めを刺さなければならなかつた。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
人間の歴史がだん/\狩猟時代より進んで、種族と種族との競争が激しくなり、戦人が必要になるにつれて、左脇にさした剣を抜くのに、これまで通りの着方では、外套の裾が邪魔になるので、男子はすべて今のやうに左から右に合はせることになつたのである。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
丹前が短かいのか、着方がぞんざいなのか、湯あがりの真っ赤な毛脛をむき出しに、スリッパからはみ出た足も静脈を浮きたたせて如何にも健康そうだ。
— 矢田津世子 『茶粥の記』 青空文庫
二人で歩いて居て、井師も亦、妻も児も無い人なんだなと思つてつくづく見ると、其の着物の着方が如何にも下手くそなのです。
— 尾崎放哉 『入庵雑記』 青空文庫
何時でも着物の着方の下手くそなので叱られて居た私は、直に又共鳴せざるを得ぬのです。
— 尾崎放哉 『入庵雑記』 青空文庫
服の着方、釦のはめ方、ネクタイの結び方、片手で乱れ髪をかきあげる癖まで……そして和服の時には、襟を合せる様子から、帯を結ぶ手付まで……其他無数の細かい事柄。
— 豊島与志雄 『女人禁制』 青空文庫
女性が、さも一個の処女らしく、髪のゆいぶり、着付の着方をしているのは、公衆の前に、大奥|風のすがたを現すのをはばかってであろう。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
着物には独特の着方があり、慣れないと難しい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
このシャツの着方、ちょっと変じゃない?
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女はいつもシンプルな服を、おしゃれな着方で楽しんでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
どんなドレスも、着方一つで印象ががらりと変わる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash