来方
きかた
名詞
標準
the way (to somewhere)
文例 · 用例
彼女のこの頃の来方は気紛れでなく、一日か二日置き位な定期的なものになった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
(明治四十一年九月二十六日『東京朝日新聞』) 六 霧 霧の出来方には色々ある。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
ドクトル、ベエアマンはここで花崗岩の破れ目の出来方について講釈をして聞かせた。
— 寺田寅彦 『異郷』 青空文庫
…… 来方は我にもあり、ただ御身は髪黒く、顔白きに、我は頭蒼く、面の黄なるのみ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
よしんば、自首を計算に入れていたとしても、その来方があまりに早すぎる。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
老父のそこまでの話の持って来方には、衰えてはいるようでも、下町の旧舗の商人の駆け引きに慣れた婉曲な粘りと、相手の気の弱い部分につけ込む機敏さがしたたかに感じられた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
それにしても、まさかおれと別れて五年目の今日、お前が二円の無心にやって来ようとは、――むろん、予想していた、見抜いていた――しかし、その来方が余り早すぎた。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
一九〇〇年版、スキートの『巫来方術篇』一五七および一五九頁。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
探偵は、容疑者の来方を慎重に辿った。
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子供の頃、秘密基地への来方は誰にも教えなかった。
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昔の人々は、手紙のやり取りで相手の来方を知った。
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