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霊薬

れいやく
名詞
1
標準
miraculous medicine
文例 · 用例
兵隊の尿の中から、回春の霊薬が析出されるそうであるが、映画で勇ましい軍隊の行進や戦闘の光景を見たり、またオリンピック選手やボクサーの活躍を、見たりしているといじけた年寄り気分がどこかへ吹っ飛んでしまってたとえ一時でも若返った気分になることはたしかである。
寺田寅彦 映画と生理 青空文庫
そしてわたしが永い禁慾生活のため異性の身体が抽象に美化され、仄かな月明りに匂い、白い神聖な碑に見え、長生の霊薬に感じられて来たことは前に語った。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
大江戸にては早くより天下無双の美味となりしは、水土よろしきゆえに最上のうなぎ出来て、三大都会にすぐれたる調理人群居すれば、一天四海に比類あるべからず、われ六、七歳のころより好み食いて、八十歳までも無病なるはこの霊薬の効験にして、草根木皮のおよぶ所にあらず。
岡本綺堂 魚妖 青空文庫
「あれにいらるるが大王であらせられる、早くお前の持っておる霊薬を差しあげてくれ、お前のことをお聞きになって、大王も非常にお喜びになっておられる」 番兵はこう言って李生の顔を見た。
田中貢太郎 申陽洞記 青空文庫
「私にも霊薬をいただかしてくだされ」「あなたは神様だ、どうかその霊薬をくだされ」「どうぞ、それを分けてくだされ」 彼らは口々に言いながら手を出した。
田中貢太郎 申陽洞記 青空文庫
でないと出来上った六神丸の効き目が尠いだろうから、だが、――私はその階段を昇りながら考えつづけた――起死回生の霊薬なる六神丸が、その製造の当初に於て、その存在の最大にして且つ、唯一の理由なる生命の回復、或は持続を、平然と裏切って、却って之を殺戮することによってのみ成り立ち得る。
葉山嘉樹 淫賣婦 青空文庫
これらのほかに霊薬を馬より取る事道書に見えぬようだ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
国学者の斎藤彦麿翁はその著「神代余波」のうちに、盛んに蒲焼の美味を説いて、「一天四海に比類あるべからず」と云い、「われ六、七歳のころより好みくひて、八十歳まで無病なるはこの霊薬の効験にして、草根木皮のおよぶ所にあらず」とも云っている。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
作例 · 標準
どんな病も治すと伝えられる霊薬を求め、彼は険しい山奥へと旅に出た。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
物語の中で、主人公は瀕死の仲間を救うために伝説の霊薬を探し求める。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
村の長老は、古文書に記された方法で、秘伝の霊薬を調合した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro