注文品
ちゅうもんひん
名詞
標準
ordered goods
文例 · 用例
話がきまれば、早速つもりをして見ると、店初まって以来の大作で、したがってまた店初まって以来の高価な注文品――およそ、どの位の値段になったかというと、それが、よほどおかしい。
— 店初まっての大作をしたはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
岡は、制作の合間には、注文品の木彫にたづさはるのが慣ひだつたが、何うも木彫には情熱が伴はず、職業だと観念して鑿は執るものゝ、署名を容れるのさへ気がさしてならないと兼々滾してゐた。
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
一週とか、十日間とかの間に、仏師はその注文品を仕上げるのであるが、たとえば、厨子に入れて、丈五寸の観音を注文するとすれば、仏師屋では見本を出して示す。
— 「木寄せ」その他のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
しかし、どうも、祖父の家業は、呉服御用という特種なので、もとより、問屋でもなし、店売りでもなく、注文品を、念入りにしつらえて納めるものであったようだ。
— 長谷川時雨 『渡りきらぬ橋』 青空文庫
一カ月でも注文品をおくらせますと、大変な権幕でおこり出してしまうのです。
— 久坂葉子 『落ちてゆく世界』 青空文庫
その状差しの一つに、これもドイツ風の字体で SETSUKO と入つてゐるのはさる高貴な未亡人の注文品かと察しられた。
— 三好達治 『オルゴール』 青空文庫
ある日鎌倉河岸の光電社へ電球包装紙の注文品を届けにいったところ、主人の所浜次郎氏から女房の話を持込まれた。
— ――放浪の末、段ボールを思いつく 『私の履歴書』 青空文庫
作例 · 標準
デパートの窓口で、オンラインで予約した注文品を受け取った。
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倉庫には、発送を待つ大量の注文品が積まれている。
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この注文品は特注なので、完成まで時間がかかる。
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