崛起
くっき
名詞動詞-サ変
標準
standing out from the crowd
文例 · 用例
邇く水陸を画れる一帯の連山中に崛起せる、御神楽嶽飯豊山の腰を十重二十重に※れる灰汁のごとき靄は、揺曳して巓に騰り、見る見る天上に蔓りて、怪物などの今や時を得んずるにはあらざるかと、いと凄じき気色なりき。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
神龍氷湫より起るの句は、燕王|崛起の事をいう。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
富嶽駿河の国に崛起せしといふ朝、彼は幾億万里の天崕よりその山巓に急げり、而して富嶽の威容を愛するが故に、その殿居に駐まり棲みて、遂に復た去らず。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
信長、秀吉、家康 戦国の群雄が素懐とした上洛の理想は、尾張に崛起した織田信長によつて遂げられたが、かうして、一躍新武家時代の寵児となつた信長は、上洛の栄誉を獲ると同時に、天下諸大名の嫉視の的となつたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
されど、市街中に崛起せる觀音山にのぼれば、矚目頗る閑雅也。
— 大町桂月 『常磐の山水』 青空文庫
葛籠岩崛起して、その岩脈、朝日嶽に連なる。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
その鬼神の楼閣一下して、墻壁となるかと思われしが、また崛起して楼閣を起し、二長瀑を挂く。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
その噴火口は波状の平原に連れるが、摺鉢の如くには深く陥らず、大皿の如くにて、大雪山の頂上は南北三里、東西二里もあるべく、その周囲には北鎮岳、凌雲岳、黒岳、赤岳、白雲岳、熊ヶ岳、など崛起し、南に連りて旭岳孤立す。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
作例 · 標準
若き指導者の登場は、まさに時代の潮流に抗うかのような崛起だった。
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標準
towering high
作例 · 標準
連なる山々の頂は、まるで天を突くかのように崛起していた。
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