拝答
はいとう
名詞
標準
replying
文例 · 用例
然者兼而御話御坐候老人会、弥重陽明日御催に付、拙子も罷出候様先日令弟御入之所、不在に付不得拝答。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「丞相はいずこに在るか」 帝は車を降りて、三重の門まで、歩行してすすみ、吏に問われると、吏は恐懼して拝答した。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
どうか旧の職にとどまってさらに、士気を養い、国を治めよ」 と、伝えさせたが、「すでに、馬謖を斬って、法の尊厳をあきらかにしたものを、私みずからそれを曖昧にするようなことでは、到底、このさきの軍紀を正し、蜀の国政にあずかることもできません」 孔明はそう拝答するのみで、どうしても旧職に復さなかった。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
もとより我等のかたらひはいとうすきびいどろの玉をなづるがごとしこの白き鋪石をぬらしつつみどり葉のそよげる影をみつめゐれば君やわれやさびしくもふたりの涙はながれ出でにけり。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
どうぞ幾重にも御内分にねがいます」 相手があやまるように頼むので、孟はその上に押して聞くのを遠慮して、ただ、はいはいとうなずいていると、張は自分も早く出発する筈であるが、あなたもお構いなくお先へお発ち下さいと言った。
— 酉陽雑爼(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
ところがその後『高僧伝』などを読んでみると、そういう心はいとうべきものとせられている。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
リッチ卿はいとうべき良人だったのである。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
召使たちもこれといって気に入らぬ者もない、赤松の伯母と数馬の叔母は苦手であるが、だんだん来る度数が少なくなるし、来てもはいはいとうけ流していればすんでしまう。
— 山本周五郎 『合歓木の蔭』 青空文庫
作例 · 標準
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貴重なご意見に、後日書面にて拝答させていただきます。
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彼は丁寧に、全ての質問に拝答していった。
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