御言葉
みことば
名詞
標準
God's word
文例 · 用例
そしてそのことの必要は、妻も、私が彼女に貴方のおつしやつた「仕事と忍耐と」といふ御言葉を書いてやりましてからは、ずつと平靜に、ずつと正しく考へて居るやうであります。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
そして私の心のまはりには深い沈默が領し、そしてその中には貴方の御言葉が彫像のやうに立つて居るのでございます。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
それじゃ御言葉に従がいまして親とも思いますまい、子とも思って下さいますな。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
お気になさらず、もらって下さい、とお願いして、先生も、よし、それでは、不自然でなかったら言ってみます、ほかの多数の人からずいぶん強く推されて居るのだから、不自然のこともなかろう、との御言葉いただき、帰途、感慨、胸にあふれるものございました。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
アレ嘘、後先|揃わぬ御言葉、どうでも殿御は口上手と、締りなく睨んで打つ真似にちょいとあぐる、繊麗な手首|緊りと捉て柔に握りながら。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
あまりの御言葉、定めなきとはあなたの御心。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
御言葉を返すは失礼ながら、此の老人の先刻よりの申状、何事なりとも御意のまにまに致しまするとの誓言立、御耳に入らぬことはござるまい。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
其六 何事に罵り騒ぐぞ、と上人が下したまふ鶴の一声の御言葉に群雀の輩鳴りを歇めて、振り上げし拳を蔵すに地なく、禅僧の問答に有りや有りやと云ひかけしまゝ一喝されて腰の折けたる如き風情なるもあり、捲り縮めたる袖を体裁悪げに下して狐鼠と人の後に隠るゝもあり。
— 幸田露伴 『五重塔』 青空文庫
作例 · 標準
牧師が聖壇に立ち、聖書に記された御言葉を会衆に説いた。
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日々の生活の中で、神の御言葉を指針として歩んでいきたい。
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心に響く御言葉を聞いて、彼女の目からは涙がこぼれ落ちた。
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