待合茶屋
まちあいぢゃや
名詞
標準
meeting place for assignations, drinking, etc.
文例 · 用例
通称は又兵衛、長谷川町の待合茶屋である。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
そして停車場の前の待合茶屋にやすんで、用もないのに隱岐を電話に呼び出したりするのであつた。
— 牧野信一 『痴日』 青空文庫
二 小田原を出発する私達は主に明方の一番車であつたが、停車場の前の入木亭といふ待合茶屋へ乗り込んで、天候の次第を待たなければならなかつた。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
幇間を罷めて後、鍋屋横町に待合茶屋を出した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
あてのうちは待合茶屋とは違ふさかい。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
三十ばかりの待合茶屋のお神さんみたような人がまいりまして。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
婦人「アノ私はね、浜町の待合茶屋でございますがね、何うも私は性来お世辞がないんですよ、だもんだからお母さんが、手前の様に無人相ぢやア好いお客は来やしないから世辞を買つて来いと、小言を云はれたので態々買ひに来たんです、何うか私に宜さゝうな世辞があるなら二ツ三ツ見せて下さいな。
— 三遊亭円朝 『世辞屋』 青空文庫
車は電車通から急に左へ曲り、すぐまた右へ折れると、町の光景は一変して、両側ともに料理屋待合茶屋の並んだ薄暗い一本道である。
— 永井荷風 『寺じまの記』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、待合茶屋は文化交流の場でもあった。
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彼は秘密の情報を得るため、夜な夜な待合茶屋に通った。
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待合茶屋の風情ある建物は、当時の面影を今に伝えている。
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ウィキペディア
待合茶屋(まちあいぢゃや)とは、待ち合わせや会合のための場所を提供する貸席業のこと。待合と略される。
出典: 待合茶屋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0