行列
ぎょうれつ
名詞動詞-サ変頻度ランク #6672 · 青空 2387 例
標準
line
文例 · 用例
さうして眞黒の群衆が、何十萬とも數知れずに押し合ひながら、お玉杓子のやうに行列して居る。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
新宿の數多いビルヂングは、何かの張子細工のやうに見えるし、アスハルトの街路の上を無限に續く肥料車が行列して居る。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
それが面白かつたので、すぐ次の外題が掛かると祖母にせがんで連れてつて貰つたが、その時は本願寺の高僧の葬儀の実写か何かで、後から後からゾロゾロゾロゾロ坊主ばかりの行列であつた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
そこで今、この訳詩を読んだ西洋人の心象には、耶蘇教寺院のベルが鳴つてる町の通りを、美しい花輪や花束の群が、雲のやうに行列して行く光景、即ち葬式のイメーヂが浮んだのである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
街道の並木の松さすがに昔の名残を止むれども道脇の茶店いたずらにあれて鳥毛挟箱の行列見るに由なく、僅かに馬士歌の哀れを止むるのみなるも改まる御代に余命つなぎ得し白髪の媼が囲炉裏のそばに水洟すゝりながら孫|玄孫への語り草なるべし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
一歩境内に踏みいると、乱雑なる町家から仕切られて、吉野山の杉林を見るような、幽邃なる杉並木が、富士の女神にさす背光を、支持する大柱であるかの如く、大鳥居まで直線の路をはさんで、森厳に行列している。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
それが引っ切りなしだから、町内の小火で提燈が露路に行列するようだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
殊に青木原一帯の丸尾(先人の説によれば「転び」のなまりならんという)を超越して、多くの側火山と噴気口を行列させている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
標準
matrix
ウィキペディア
数学の線型代数学周辺分野における行列 は、数や記号や式などを縦と横に矩形状に配列したものである。
出典: 行列 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0