邑
おおざと異読 おおざる
名詞頻度ランク #21882 · 青空 485 例
標準
kanji "large village" radical at right (radical 163)
文例 · 用例
古い一例を挙げれば清和天皇の御代|貞観十六年八月二十四日に京師を襲った大風雨では「樹木有名皆吹倒、内外官舎、人民|居廬、罕有全者、京邑衆水、暴長七八尺、水流迅激、直衝城下、大小橋梁、無有孑遺、云々」とあって水害もひどかったが風も相当強かったらしい。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
砲兵観測隊(ばかばかしきよかの邑は、 よべ屯せしクゾなるを)ましろき指はうちふるひ、 銀のモナドはひしめきぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
忘其郡邑矣、とあるから何處のものとも知れぬが、案ずるに金丸商店仕入れの弗箱を背負つて、傲然と控へる人體。
— 泉鏡太郎 『畫の裡』 青空文庫
しかしながら、今まで素朴であった村邑が工夫という渡り物の来たためにアブク銭が落ち込むので、農家はいずれも半ば飲食店のようになり、善良なりし村家の戸毎から酒気溢れ、淫声戸外に洩るるようになったのは、残念で堪らぬような気がした。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
氣球がいよ/\大陸の都邑に降下して後、秘密藥品の買收から、竊かに船に艤裝して、橄欖島へ赴く迄の間の駈引は尋常な事で無い、私は早くも櫻木大佐の心を讀み得たので、自ら進み出た。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
幾遍一邑不啻名娼矣。
— 泉鏡太郎 『鑑定』 青空文庫
――魏の正始の時、中山の周南は、襄邑の長たりき。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
魏の襄邑の長、その時思入があつて、じつと見ると、常の貧弱な鼠のみ。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
作例 · 標準
例句