立て替える
たてかえる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to pay for someone else (with the expectation of being reimbursed later)
文例 · 用例
鳥居は六十一年目に立て替える定めだそうで、今のは二十七回だと、立札がしてあるが、そんなことはどうでもいい。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
八月末医者の払いをしたら、それこれがおてっぱらいとなり、国男さんの方の事情としては月々医療費を立て替えることも困難だというから、いろいろ考えた末、百ヶだけ担保として、それで流通をつけてゆくうちに、私の体もいくらかましとなって、少しの収入があればよしということにしました。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「商売道具がこわれたね、爺さん、俺が立替えるよ」 七兵衛はかなり重味のある財布を首から外して、鍋焼うどんの屋台の上へ投げ出しました。
— 伯耆の安綱の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
会社のやりくりがうまくゆかないときには組が賃銀を立てかえる。
— 宮本百合子 『くちなし』 青空文庫
」「どこだか忘れてしまったけれど、何でも、病気をして、お金もなくなるし、帰る旅費がないから、一時立てかえてくれというような文句だったわ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
「吉弥だッてそうでさア、ね、小遣いを立てかえてあるし、髢だッて、早速髷に結うのにないと言うので、借してあるから、持って来るはずだ、わ」「目くらになっちゃア来られない、さ」 僕の返事は煮えきらなかったが、妻の熱心は「目くら」の一言に飛び立つようにからだを向き直し、「えッ!
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
「どうぞ、おゆるしなされてくださりませ」「ならん、たわけめ、素首を打ち落とす奴だが、薬を取りかえしたことだし、それに、昨日立てかえた金をかえせば、生命だけは助けてやるが、其のかわり汝の指を、一本一本折るからそう思え」 小平は身をふるわせた。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
その婦人外套もお祭りにいろんな煎餅菓子を焼くおり、どうかして不断着を焼き切ってしまうか、または自然にぼろぼろになってしまった暁には、いずれ着物に仕立てかえられるのである。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
作例 · 標準
友人が財布を忘れたので、私が代わりに食事代を「立て替え」てあげた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
同僚の代わりに会議の資料代を「立て替え」ておいた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
「立て替える」ときは、必ず後で返してもらうように念を押す。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite