コントラバス
コントラバス
名詞頻度ランク #25971 · 青空 10 例
標準
contrabass
文例 · 用例
キツツキが幹の陰から、心配そうな顔を右に左にのぞかせる格好は、コントラバスの首の陰から楽師が首をのぞかせる様子にそっくりだった。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
最後にそのすべてを完成えるように、どうやら老犬らしい奴のバスが、こいつは犬としてもよほど声量をたっぷり恵まれているらしく、音楽会が最高潮に達したおりの、歌手のコントラバスみたいに凄まじい声を立てたものだ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
例えば犯人は東京の犯行と見せかけて大阪で犯行を行ったが、そのためには、砂のつまったトランクを大阪のアパートで受取らねばならず、コントラバスケースを盗みだしてアパートへ持ちこみ、また持ちださねばならず、以上の如くアパートを中心に大きな荷物を入れたり出したりしているのである。
— 坂口安吾 『推理小説について』 青空文庫
アパートを中心にトランクの出入、コントラバスケースの出入、そんな疑わしい事実がなかったのだ、と考える。
— 坂口安吾 『推理小説について』 青空文庫
バイオリンが四つに、フルートとコントラバスさ。
— ――喜劇 四幕―― 『桜の園』 青空文庫
コントラバスがおどけたふうに高調したきわめてリズミカルな動機の反復によって、その気分はさらに倍加した。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
そしてクリストフは、昏迷のうちにもがきながら、無意味な文句を口にして、想像の管弦楽を、トロンボーン、トランペット、シンバル、チンパニー、バスーン、コントラバス……などを指揮し演奏し、熱狂的にひき吹き打ちたたいた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
見習の早見俊平や、ピアノの粕壁大五郎や、コントラバスの米山八左衛門――彼はでぶの米八と略称されていた――や、さらによりしばしばファスト・ヴァイオリンの安土竜太郎などは、酒に夜を更して下宿へ帰れなくなると椅子をこの炉辺へ並べ、その上に外套を引掛けて朝までごろ寝をしたものである。
— 山本周五郎 『溜息の部屋』 青空文庫
作例 · 標準
オーケストラの最後列で、コントラバスが重厚な低音を響かせている。
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彼は身長よりも大きなコントラバスを抱えて移動している。
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ジャズのセッションでは、コントラバスのピチカートがリズムを支える。
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