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銀製

ぎんせい
名詞名詞-の形容詞
1
標準
made of silver
文例 · 用例
』 それからさて父親は小さな銀製の箱を寝床の下から取り出しながら、イワンの方を向いてこう云いました。
渡辺温 イワンとイワンの兄 青空文庫
銀製の光った匙は、床の上で跳ねあがり、鋭く澄んだ響を立てた。
萩原朔太郎 ウォーソン夫人の黒猫 青空文庫
時として君は黒い覆面をかけ、手中に見えざるピストルを閃めかし、盗心を神聖視し、憔悴しては銀製の乞食となつて彷徨ひ歩るき、消え失せんとしては純金の蜩の声を松の梢に聴いた。
愛の詩集のはじめに 愛の詩集 青空文庫
神仙は銀製の長さ二寸ばかりあるトッコンと云う楽器、水晶で造らえた亀の甲の形をした一寸五分ばかりのもの、鉄扇、剣の四種の品をくれた。
田中貢太郎 神仙河野久 青空文庫
」「さあ」とついに彼は、見事な七宝細工を施したどっしりした銀製のテーブルの方へと振向きながら、言った。
THE ASSIGNATION しめしあわせ 青空文庫
云ふを止めよう、どうやら白銀製の鼻が盛りあがつて来た感が強いだけだ。
牧野信一 ユリイカ・独言 青空文庫
五分刈頭のわたしは、夜になると、街の被服商で購つて来た海兵用の白の作業服を着て、一服喫すといふ場合には、徐ろに胸のポケツトから、先頃「しぐれ」進水式の折に拝領した銀製のシガレツト・ケースを取り出し、高射砲型のライターからパチンと火をつけた。
牧野信一 緑の軍港 青空文庫
これは銀製の鴨を余興に進らせたと見ゆ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
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