事の次第
ことのしだい
表現名詞
標準
circumstances
文例 · 用例
恥をさらす様なものだったが、安二郎は兄の守蔵とお兼に事の次第を話して、如何いしましょう。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
王子は、きょう森へ迷い込むまでの事の次第を、どもりどもり申しました。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
このうへは、縁談ことわられても仕方が無い、と覚悟をきめ、とにかく先方へ、事の次第を洗ひざらひ言つて見よう、と私は単身、峠を下り、甲府の娘さんのお家へお伺ひした。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
その肖たという事の次第を話すがね、まあ、もっとお寄んなさい。
— 泉鏡花 『縁結び』 青空文庫
恐らく、伯父はすでに事の次第を前もって彼に向けて手紙で知らせてあるという風に勘違いしていたに違いない。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
事の次第も其の烈しさも本文中に述べた通りで(私の見たのも矢張言いがかりを付けて来た方が返り討ちに会ってワアワア手離しで泣きながら帰って行ったが)昔と少しも変る所が無い。
— 夫婦 『南島譚』 青空文庫
家康これはいかんと云うので、自ら馬を飛して信長に事の次第を語った。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
友人に事の次第を話したんですが、あいつはこういうことを話すにはうってつけのやつなんですよ。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
作例 · 標準
彼は事の次第を全て正直に話した。
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事の次第によっては、彼の立場が危うくなる。
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事の次第が明らかになるにつれて、皆の驚きは増した。
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