大型トラック
おおがたトラック
名詞
標準
large truck
文例 · 用例
傷の手当が済んで元気を恢復した大型トラックの運転手、戸若市松を巡査部長室に連れ込んで、その当時の模様を今一度聞いてみた。
— 夢野久作 『衝突心理』 青空文庫
丁度その二股になった橋よりの歩道のところに茶色に塗られた大型トラックが積荷へ被布をかけてあっち向きに停っている。
— 宮本百合子 『三月の第四日曜』 青空文庫
)僕がクマオから上流地区に「転進」した時には、せいぜい水牛の通る小径だったのが、また、この時とて、渡河点の東岸までは、依然として小径なのが、こっち側へ来ると、舗装こそしてないが、六輪大型トラックが二輛ならんで通って、まだ余地のある大道になっている。
— ある新聞記者の見た敗戦 『比島投降記』 青空文庫
十九日の朝から国道第一号や板橋街道や五日市街道を、空の陸軍の大型トラックがひっきりなしに出て行くのが注意をひいた。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
ひいき眼ではなく、頭は悪そうではないが、憲兵づれに注目されるまで、毎朝、こんなところで、なにをうつつをぬかしているのかと、ジリジリしていると、まだ涼気の残っている京浜国道を、ギャリソン帽にズボンだけの、ピンクに日灼けした半裸体の俘虜を乗せた大型トラックが二十台ばかり、一列になってやってきた。
— 久生十蘭 『春雪』 青空文庫
調べた所、十数メートル離れた車道に停まる大型トラックを発見したが、砂利道を接近する彼の足音に気づいた一味を捕らえることはできなかった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
ジープや大型トラックが、雨水をしぶかせて、城下町の通りを疾駆している。
— 宮本百合子 『播州平野』 青空文庫
時々、むこうから復員兵を満載した大型トラックが疾走して来た。
— 宮本百合子 『播州平野』 青空文庫
作例 · 標準
例句