不確実性
ふかくじつせい
名詞
標準
uncertainty
文例 · 用例
そして、たまにあるこういう不確実性が、これまでの私の満足な気持に唯一の暗い影を投げていたのであった。
— THE STRANGE CASE OF DR. JEKYLL AND MR. HYDE 『ジーキル博士とハイド氏の怪事件』 青空文庫
叙景に徹せず抒情に戻る表現上の不確実性を、ある点まで截り放つたのは、漢詩からの黙会である。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
しかしながら、正当には現在人口に属する、陸海軍及び商業に従事する者の比率については、常に若干の不確実性があるはずであるから、また男子人口は他の理由により女子人口も浮動しているものであるから、増加率を女子人口のみによって測定しようというもっともな提唱が行われている。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
)『大きな領土を有つ国は、その人口のうち商業に従事する部分が、その耕作者の剰余生産物と等しいかまたはこれ以上に増加した場合には、その生活資料についての右の如き不確実性を不可避的に免れ得ない。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
だが、20世紀のはじめ、ハイゼンベルグが不確実性原理を公表した。
— THE POINT OF VIEW 『観点』 青空文庫
確かな証拠によれば、教授は不確実性の講義をしているはずだったのに。
— THE POINT OF VIEW 『観点』 青空文庫
ただ私は前提して置くが、この現象自体とその特定される原因の間は、正確に区別しなければならず、原因のいかなる不確実性からも、現象もまた不確実であると想像してはならない。
— A Treatise of Human Nature 『人間本性論(人性論)』 青空文庫
立証的知識という用語によって、因果関係から由来する論証の中で、全く疑いや不確実性が無いものを表す。
— A Treatise of Human Nature 『人間本性論(人性論)』 青空文庫
作例 · 標準
不確実性の高い市場で生き残るためには、状況に応じた柔軟な戦略が必要だ。
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現代社会は変化のスピードが速く、我々は常に不確実性と隣り合わせで生きている。
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投資の世界においてリスクとは、単なる損失ではなく収益の不確実性を指す。
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ウィキペディア
不確実性(ふかくじつせい、Uncertainty)とは、話題の事象が確実でないことを指す概念。不完全または不明な情報を含む認識論的状況を指す。日本語としては主に経済学分野で使われ、1978年にジョン・ケネス・ガルブレイスの著書のタイトルを『不確実性の時代』と訳したことから広まった。同じ言葉(uncertainty)を物理学の量子論では「不確定性」、工学における測定の分野では「不確かさ」と訳す場合が多い。本項は経済学分野での意味を記す。
出典: 不確実性 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0