主婦
しゅふ
名詞頻度ランク #3686 · 青空 2112 例
標準
housewife
文例 · 用例
やがて最初に目に入つた玉屋に這入ると、部屋は明るくガランとしてゐて、温室のやうだつた、客の腰掛場になつてゐる、畳二枚を縦に並べた場所の、その中程に置かれた火鉢には其処の主人が如何にも睡げによつかゝつてをり、お主婦さんも割烹着を着たまゝ火鉢で手をぬくめてゐた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
相手は次第に気の毒さうにしはじめ、そのうち少し私を「脳不足」だといふ意味の目配せを主人やお主婦さんと交すやうになつた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
主人やお主婦さんの方でも「御尤も」といふ顔をしてゐた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
「今な奥さん、坊ちやが隣り下駄屋から――あれ何言ふか、野球手袋な、あれお主婦さに出して貰ふ彼方駆けたで。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
」「あれでゐて、グラムやバットを、隣りに預けて置くやうな芸当が出来るんかなあ……如何いつてお主婦に話をつけたんだらう……いや、耕二が芸当が出来るんぢやないんだ、親達がやかまし過ぎるんだ。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
そしてじめじめする肌の汚れも洗って清浄な心になりたくなるので、手拭をさげて主婦の処へ傘と下駄を出してもらいに行く。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
主婦はいつもこの雨のふるのにお風呂ですかと聞くが、自分は雨が降るから出掛けるのである。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
主人はもう五十を越した、人の好さそうな男であるが、主婦はこれも五十近所で、皮膚の蒼黄色い何処となく険のあるいやな顔だと始め見た時から思った。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は三人の子供を育てながら、主婦として家庭を切り盛りしている。
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「主婦の知恵って、バカにできないものがあるわね」と隣の奥さんが言った。
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主婦向けの雑誌をめくりながら、今晩の献立に頭を悩ませる。
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ウィキペディア
主婦 は、一般に家事・育児を主とする既婚(もしくは内縁)の女性をいう。
出典: 主婦 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0