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郡長

ぐんちょう
名詞
1
標準
district headman
文例 · 用例
をさけびたけり足ぶみて、  をどりめぐれるすがたゆゑ、老いし博士や郡長、     やゝ凄涼のおもひなり。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
酸虹鵞黄の柳いくそたび、  窓を掃ふと出でたちて、片頬むなしき郡長、   酸えたる虹をわらふなり。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
第一中根の叔父が銀行の頭取、そのほかに判事さんもいた、郡長さんもいた、狭い土地であるからかねてこれらの人々の交際は親密であるだけ、今人々の談話を聞くと随分粗暴であった。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
そしてそれが当日郡長や、孵化場長や、郡農会の会長やの列座の前で読み上げられた時、清逸は自分の席からその人たちが苦々しい顔をして聞いているのを観察した。
有島武郎 星座 青空文庫
羅紗は良し――それ、島内といふ郡長がありましたな。
石川啄木 青空文庫
あの郡長が巡回に来て、大雨で一晩泊つて行つた時、手に取つてひつくら返しひつくら返し見て褒めて行つた事がありました哩。
石川啄木 青空文庫
僕は子供心にも此樣子を見て不審に思つたといふは、其男の衣服から風采から擧動までが、一見百姓です、純然たる水呑百姓といふ體裁です、けれども校長の之に對する樣子は郡長樣に對する程の丁寧なことなので、既に浮世の虚榮心に心の幾分を染められて居た僕の目には全く怪しく映つたのです。
国木田独歩 日の出 青空文庫
四十三年二月末、郡長その村の神社関係人一同を郡役所へ招き、無理に合祀の位置を郡長に一任と議決せしめ、その祝賀とて新宮町の三好屋で大宴会、酒二百八十余本を飲み一夜に八十円費やさしめ、村民大不服にて合祀承諾書に調印せず。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
作例 · 標準
明治時代の郡長は、地方行政の要として大きな権限を持っていた。
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郡長は村々を回り、新しい税制についての説明を行った。
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彼は誠実な仕事ぶりが評価され、町の功労者として郡長に推薦された。
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