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活栓

かっせん
名詞
1
標準
valve
文例 · 用例
活栓と針を手早く添えて、中味の液体をシーソー式に動かすと、薬の残りを箱の中の瓶に返して、右手にアルコールを涵した脱脂綿と、万創膏を持ちながら薬局を出て来た。
夢野久作 笑う唖女 青空文庫
彼女は、薬缶の口から、ポンプの活栓のところへ熱湯を注ぎこんで、ポンプの梃子を押しはじめた。
平林初之輔 誰が何故彼を殺したか 青空文庫
この数日来そうしないと、活栓がすっかり円筒の中で氷りついていて、びくとも動かぬのだった。
平林初之輔 誰が何故彼を殺したか 青空文庫
全身をめぐって来た大静脈の血液を喞筒の中へ受取り、これを活栓によって大動脈に送り出すという極めて簡単な原理で人工心臓が出来上ります。
小酒井不木 人工心臓 青空文庫
活栓を動かすには電気モーターを使えばよいから、地磁気が存在する限り、電気の供給は絶えることなく、従って人工心臓を持つ人間は、地球のある限り長生が出来るであろう……などという空想にさえ走ったものです。
小酒井不木 人工心臓 青空文庫
心臓は御承知の通り四つの室から成って居りますから、人工心臓即ち喞筒にも自然四室を設けなければなりませんが、人工肺臓附きの人工心臓ですと、活栓の上下二室だけ即ち実は一室でよろしく、頗る簡単となる訳です。
小酒井不木 人工心臓 青空文庫
喞筒の材料には初め壁の厚いガラスを用い、活栓に硬ゴムを使用致しました。
小酒井不木 人工心臓 青空文庫
これは血液の流れ工合を外部から観察するためでありましたが、後には、喞筒も活栓も共に鋼鉄に致しました。
小酒井不木 人工心臓 青空文庫
作例 · 標準
実験器具の活栓をひねり、ガスをゆっくりと流し込んだ。
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この水道管の活栓が固くて、なかなか回らない。
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エンジンの異常の原因は、燃料供給の活栓の故障だった。
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