開腹
かいふく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
making an incision in the abdomen
文例 · 用例
只今、第四参謀が盲腸炎で入院し、直ちに開腹手術をいたしますそうです」「なに、第四参謀が……」「そうであります。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
手術して、開腹なさったけれど、手のつけようがなかったので、そのまま塞いでしまったのですって。
— 外村繁 『日を愛しむ』 青空文庫
プラクサゴラスは脈を詳しく研究した最初の1人であり臨床の才能をかなり持っていたと同時に、腸閉塞のさいに開腹して閉塞した部分を取り除いて腸の両端を縫合するよう、にと勧めるほど大胆であった。
— イェール大学で1913年に行った一連の講義 『近代医学の興隆』 青空文庫
しかし、インド外科医の行為のうちでもっとも驚くべきことは、開腹術、結石切断術、および形成外科の領域である。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
冷え冷えとした気候が、少年の頭脳のはたらきを、久しぶりにかいふくしたように思われた。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
元気がかいふくしたうえでないと、なにを聞いてもいけないぞ」 と、エバン船長は、厳然たるなかに、深いおもいやりのある言葉をかけた。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
帆村は『宇宙の女王』号の事情をうすうすさっしていたので、いまはもうガン人たちが艇から退去しているであろうし、それであれば、無電連絡もかいふくしているのではないかと思ったのである。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
軟らかいふくらみへ針を立てると、ポッチリと茱萸のような血が湧いて来ます。
— 小名路の巻 『大菩薩峠』 青空文庫