入獄
にゅうごく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
being imprisoned
文例 · 用例
宿帳には下手糞な字で共産党員と書き、昨日出獄したばかりだからとわざと服装の言訳して、ベラベラとマルキシズムを喋ったが、十年入獄の苦労話の方はなお実感が籠り、父親は十年に感激して泣いて文子の婿にした。
— 織田作之助 『実感』 青空文庫
きけば前科八犯の博徒で入獄するたびに同房に思想犯が膝をかかえて鉛のように坐っていたのだ。
— 織田作之助 『実感』 青空文庫
どっちにしても寒さに向かってのことであり、猪野も神経衰弱で不眠症に陥っていたので、金と弁護士の力で、入獄は春まで延期され、彼は当分家にじっとしていたが、時も時、土地の郵便局長の公金費消の裁判事件が、新聞の社会面を賑わし、町も多事であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
△松尾卯一太 新美卯一郎、佐々木道元、飛松與次郎等は何れも熊本社會主義者の中樞にて、熊本評論の記者或は投書家なり、松尾は目下入獄中なり。
— 石川啄木 『日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象』 青空文庫
△内山愚堂 爆烈彈事件、虚無黨主義事件にて目下入獄せる有名なる惡僧なり、其詳傳既に記載せり。
— 石川啄木 『日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象』 青空文庫
二十餘年前、佛國里昂の勞働者の爆彈騷ぎに關係せる嫌疑で入獄した際、歐州各國の第一流の學者、文士連署して佛國大統領に陳情し、世界の學術の爲めに彼を特赦せんことを乞ひ大統領は直ちに之を許しました。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
後者は即ち主として皇太子暗殺を企ててゐたもので、此事件の發覺以前から不敬事件、秘密出版事件、爆發物取締規則違反事件で入獄してゐた内山愚童、前者即ちこの事件の眞の骨子たる天皇暗殺企畫者管野すが、宮下太吉、新村忠雄、古河力作であつた。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
ポエの入獄中は、私も相当面倒を見させられた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
作例 · 標準
彼は無実を訴えたが、結局は入獄せざるを得なかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
友人の入獄の知らせに、皆が大きな衝撃を受けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
若い頃の過ちで入獄したが、出所後は真面目に社会復帰を目指している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash