仏書
ぶっしょ
名詞
標準
Buddhist scriptures
文例 · 用例
この随筆中に仏書の悪口をいうた条がある。
— 寺田寅彦 『断片(2)』 青空文庫
いつだったかこの仏書の所でフランスの飛行将校が小説か何かをひやかしているのを見かけた事がある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
三先生多く仏書を探らざるに因って仏の底蘊を知らず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
十七年始めて仏書を観たもう。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
「欲界の神々は気を漏らして楽しみとする」という語が仏書にあるが、天上の神々にも及ばない人間や畜生は、気と血とを合わせ漏らして楽しみとするから堪らない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
されば竜宮に永年積んだ財宝は無量で壇の浦に沈んだ多くの佳嬪らが竜王に寵せられて竜種改良と来るから、嬋娟たる竜女が人を魅殺した話多きも尤もだ、竜宮に財多しというが転じて海に竜王住む故大海に無量の宝ありと『施設論』など仏書に多く見ゆ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
前項に引いた通り、仏書に、人が父母を殺さば無間地獄に堕ちるが、畜生が双親を殺したらどうだとの問いに答えて、聡慧なる者は落つれどしからざる者は落ちずとあるごとく、馬に取っては迷惑千万だろうが、その忠勤諸他の動物に挺んでたるを見込み、特別の思し召しもて、主人に殉し殺さるるのだ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
故事出典その他修辞上の装飾には随分、仏書漢籍の影響も見えるが、文脈に至っては、純然たる日本の女言葉である。
— 上田敏 『『新訳源氏物語』初版の序』 青空文庫
作例 · 標準
仏書を読み解くことは、仏教の教えを深く理解するための第一歩である。
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彼は、古い仏書が保管されている寺院の書庫を訪れた。
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この仏書には、仏陀の生涯と教えが詳細に記されている。
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