最大級
さいだいきゅう
名詞名詞-の形容詞
標準
largest class
文例 · 用例
特に◇思潮界の大權威者であり、且つ詩壇評論のオーソリチイであつた上田敏博士が、これに最大級の讚辭をあたへたことは、一躍して白秋氏を文壇の巨星にし、名詩集の定評を不動にした。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
この言葉に最大級のわざはひあれ。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
△勝手な文句は並べるものの、私は不泣君の労に対しては最大級の感謝を捧げます。
— ――三月十九日夜―― 山頭火 『鎖ペンを握って』 青空文庫
そのとしの二科の画は、新聞社から賞さえもらって、その新聞には、何だか恥ずかしくて言えないような最大級の讃辞が並べられて居りました。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
これまで人の頭を悩ませたなかでも最大級の怪事件、その糸が数本、手のうちにはあるのだが、僕の仮説に必要なものがひとつふたつ足りない。
— THE CROOKED MAN 『曲れる者』 青空文庫
他人がなんといおうと君だけは僕を信じて……もしあなたを信ずることができなければ僕を信じて、あなたを妹だと思ってあなたのために戦ってくれ……ほんとうはもっと最大級の言葉が使ってあるのだけれども大体そんな事が書いてあったんです。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
そんなところまで臼杵先生のなさり方とソックリでしたわ」 なぞとユリ子は、あとで言訳らしく説明するのであったが、こうした最大級の真に迫ったオベッカが私のプライドを満足させた事は言う迄もない。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
滝が仰山な舌鼓を打つて、彼女の料理の腕前を最大級の讚め言葉を放つて賞美すると、彼女は真から悦しさうに顔をあからめて深味のこもつた上眼を輝かせました。
— 牧野信一 『舞踏会余話』 青空文庫
作例 · 標準
今回の台風は、過去最大級の勢力で接近している。
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彼は、日本を代表する最大級のピアニストだ。
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その映画は、最大級のヒット作となった。
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