診療所
しんりょうじょ異読 しんりょうしょ
名詞
標準
clinic
文例 · 用例
夏子の夫は歯科医で、大阪の戎橋附近の小さなビルの一室を診療所に借りて、毎日蘆屋から通っていた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
花房の父の診療所は大千住にあったが、小金井きみ子という女が「千住の家」というものを書いて、委しくこの家の事を叙述しているから、loco citato としてここには贅せない。
— 森鴎外 『カズイスチカ』 青空文庫
)ビルヂング街にある博士の診療所へ、此方の仕事の合間を見計らつては通つてゐる。
— 牧野信一 『風媒結婚』 青空文庫
或日僕が診療所の控室で順番の来るのを待合せてゐた時、隣りの応接部屋で、友達らしい老紳士と博士が雑談に耽つてゐる様子であつたが二人の会話のうちから次のやうな絶れ絶れの言葉を聞きとつたこともあつた。
— 牧野信一 『風媒結婚』 青空文庫
農村の学校、診療所、産院等五ヵ年計画では大した予算で増設されている。
— 宮本百合子 『今にわれらも』 青空文庫
カール・コルヴィッツというドクトルはつつましい生活をする勤労者のためにノルデンにあった月賦診療所に働くことを、科学者としての使命と考えていた人で、真に労働者の医者であろうとした人であった。
— 宮本百合子 『ケーテ・コルヴィッツの画業』 青空文庫
ケーテの天性にそなわっていた思いやり、洞察、誠意は、良人カールの月賦診療所をめぐって展開される赤裸々な社会生活の絵図と、おびただしい肉体と精神とに負わされている階級社会の重荷とを、苦しみにゆがんでいる顔の一つ一つの皺に目撃することとなったのであった。
— 宮本百合子 『ケーテ・コルヴィッツの画業』 青空文庫
ツェークーブは「学者の家」のほかに附属の病院、診療所、「休みの家」、クラブなどをもっている。
— 宮本百合子 『スモーリヌイに翻る赤旗』 青空文庫
作例 · 標準
この地域には、小さな診療所がいくつかあり、住民の健康を支えている。
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彼は都会の大きな病院を辞め、故郷の診療所で働くことを選んだ。
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山間部の診療所では、一人の医師が多くの患者を診ている。
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ウィキペディア
診療所(しんりょうじょ、しんりょうしょ)、クリニック(clinic)とは医療施設の一つであり、おもに外来患者を診察する。
出典: 診療所 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0