恋人同士
こいびとどうし
名詞
標準
pair of lovers
文例 · 用例
単に眼を見合すだけで、一切の意味が了解される恋人同士の間には、普通の意味での言葉や会話は、全く必要がないのである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
お光が「まあお掛け」と二人仲良く茶店の縁台に腰掛けて、何やら楽しげに、ペチャペチャ、誰が見たって恋人同士の甘き囁き。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
……その恋人同士の、人目のあるため、左右の谷へ、わかれわかれに狩入ったのが、ものに隔てられ、巌に遮られ、樹に包まれ、兇漢に襲われ、獣に脅かされ、魔に誘われなどして、日は暗し、……次第に路を隔てつつ、かくて両方でいのちの限り名を呼び合うのである。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
浜辺にいる人からも必ず、松林の縁の街道を走る自動車の姿は一目で見える筈だし、そうすれば、幌なしの座席に相乗りしたアメリカの活動役者の恋人同士のように颯爽たる男女の様子は、この上なく羨ましい光景として見送られるに相違ないのです。
— 渡辺温 『四月馬鹿』 青空文庫
」 恋人同士の話題は、やはり映画に限るようだ。
— 太宰治 『メリイクリスマス』 青空文庫
恋人同士はこんな風には握り合わない。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
」 美和子は真面目にしているのかふざけているのか分らないが、とにかくこのコースは、いかにも恋人同士が選びそうな人目の薄い散歩道である。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
「ただ、お友達の印だけの、かるい接吻がほしかったのに……まるで、恋人同士みたいなこと、するんだもの、あんなのいや。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
作例 · 標準
カフェでおしゃべりしている恋人同士を見かけると、ほっこりする。
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彼らはまるで昔からの恋人同士のように、自然と寄り添っていた。
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恋人同士のケンカはよくあることだけど、仲直りも早いのが特徴だ。
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