闇屋
やみや
名詞
標準
black marketeer
文例 · 用例
そうして、ふっと私は、闇屋になろうかしらと思いました。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
しかし、闇屋になって一万円もうけた時のことを考えたら、すぐトカトントンが聞えて来ました、 教えて下さい。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
闇屋、いや、かつぎ屋である。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
つまり、その漁師は、青森あたりにさかなを売りに行って、そうして帰りに青森の闇屋にだまされて、三升、いや、四升かも知れん、サントリイウイスキイなる高級品を仕入れて来て、そうしてきょう朝っぱらから近所の飲み仲間を集めて酒盛りをひらいていた、そこへ僕が、さかなをゆずってもらいに顔を出したというわけだ。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
」「闇屋さん、闇におどろく。
— 太宰治 『犯人』 青空文庫
東京へ帰って来てからは私はただもう闇屋の使い走りを勤める女になってしまったのですもの。
— 太宰治 『貨幣』 青空文庫
その一つは、私が東京から汽車で、三、四時間で行き着けるある小都会に闇屋の婆さんに連れられてまいりました時のことですが、ただいまは、それをちょっとお知らせ致しましょう。
— 太宰治 『貨幣』 青空文庫
私はこれまで、いろんな闇屋から闇屋へ渡り歩いて来ましたが、どうも女の闇屋のほうが、男の闇屋よりも私を二倍にも有効に使うようでございました。
— 太宰治 『貨幣』 青空文庫
作例 · 標準
終戦直後の広場には、食料を求める人々で闇屋がひしめいていた。
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闇屋から買った品物は、値段が高い上に品質も保証されなかった。
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彼は生計を立てるため、こっそり闇屋稼業を始めた。
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