心の病
こころのやまい
表現名詞
標準
mental illness
文例 · 用例
人間の心の病や、社会や国家の病にもこんなのがある。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
妖怪の世界にあっては、身体と心とが、人間の世界におけるほどはっきりと分かれてはいなかったので、心の病はただちに烈しい肉体の苦しみとなって悟浄を責めた。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
急性の体の疾患のこと――苦しい心の病のこと――彼のもっとも親しい、そして実にただ一人の友である私に会い、その愉快な交遊によって病をいくらかでも軽くしたいという心からの願いのこと――などを、彼はその手紙で語っていた。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
さて、痛ましい悲嘆の幾日かがすぎると、目立った変化が友の心の病気の徴候にあらわれてきた。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
そして心の病があり、離婚。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
『新しい病、どんなですか』と尋ねますと『心の病です』と申しました。
— 小泉節子 『思い出の記』 青空文庫
ところで、身体の病に、外科と内科があるように、心の病にもまた外科もあり、内科もありましょう。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
しかし、内面的な心の病気は、まだそこまでゆかないのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
作例 · 標準
過度のプレッシャーが重なり、彼は心の病を患って長期間休職することになった。
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古典文学には、現代で言うところの心の病を抱えた登場人物が数多く情緒的に描かれている。
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心の病を克服するために、彼はカウンセリングと薬物療法を根気強く並行して続けている。
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