混ぜ物
まぜもの
名詞
標準
mixture
文例 · 用例
それは若い牝だったが、至って心やすい番人よりその大好物なる米と炙肉汁の混ぜ物を受け徐かに吸いおわり、右手指でその入れ物ブリキ缶の底に残った米を拾い食うた後、その缶を持って遊ぼうとするを番人たって戻せと命じた。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
世の開けぬ中は農産物が其まゝで直接に費消者の手に渡る故、飲食物に混ぜ物が無いが、製造工業が盛になると飲食物も一ヶ所で多量に製造し、一時貯蔵して置くために防腐剤を加へることもあり、また法外の儲を得やうとして、容積重量を増すために種々の物を混ずることもある。
— 丘浅次郎 『人類の将来』 青空文庫
弱きに従くこそ、生一本混ぜ物なしの江戸っ子じゃないか。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
食品混ぜ物の告発者ハッサルとも知り合い「くる病の原因としてのパンの混ぜ物」の論文を刊行した。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
すべての人たちは、パン、ビール、ワイン、などの家庭で使われている物質にしばしば混ぜ物処理がなされていることを知っている。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
そして茶、コーヒー、パン、ビール、コショウ、その他の食品の混ぜ物処理をしたり偽造したことで多くの人たちが有罪になったことを今でも記憶している。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
種々の生活用品を偽造し混ぜ物処理をする全く天才的な方法がこの国に入ってきて、その結果として市場の至る所に見せかけのものが存在し、あまりにも巧に作られているので経験の最もある裁判官さえも識別できないほどである。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
食物の混ぜ物処理をした個人の名前を明らかにするのは役所にとって不快なことかも知れないし、辛い義務かも知れない。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
作例 · 標準
この商品は不純な混ぜ物が入っていない純粋なものだ。
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食品の偽装表示で、安い混ぜ物が使用されていたことが発覚した。
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彼は巧妙に混ぜ物をして、商品の量を水増ししていた。
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