一睡
いっすい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #41540 · 青空 307 例
標準
wink of sleep
文例 · 用例
銀明水に達したるは午後七時に垂んとす、浅間社前の大石室に泊す、客は余を併せて四組七人、乾魚一枚、麩の味噌汁一杯、天保銭大の沢庵二切、晩餐の総べては是の如きのみ、葉マキ虫の葉を綴りて寝ぬる如く、一同皆|蒲団に包まりて一睡す。
— ――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 『霧の不二、月の不二』 青空文庫
一と晩、一睡もしなかった。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
此日は食はず、飮まずに日を暮して、苦しき一夜は、一睡の夢をも結ばず翌朝を迎へたが、まだ何んの音沙汰も無い、眺めると空には雲低く飛び、山又山の彼方此處には、猛獸の※聲いよ/\悽まじく、吾等の運命も最早是迄と覺悟をしたのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』大佐は微笑と共に『武村兵曹、お前の失策の爲めに、八日間一睡もしないで働いた水兵もあつたよ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
昨日……大正十二|年九|月一|日午前十一|時五十八|分に起つた大地震このかた、誰も一睡もしたものはないのであるから。
— 泉鏡太郎 『露宿』 青空文庫
市郎は其夜一睡も為なかった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
ゆうべほとんど一睡もしなかった僕も、なんだか軽い気分になって、あさ飯をすませると、すぐにステッキを振って町の方へ散歩に出て、きょうも一時間あまり歩きまわって、宿の方へ帰る坂道を降りてくると、ちょうど隣り座敷の女中に会った。
— 岡本綺堂 『河鹿』 青空文庫
東山の峰の上に横たわった紫色の雲の隙間から、さっと金色の光が流れて、加茂川の水の上にキラキラと輝き、先斗町に夜明けが来るまで、鶴雄は一睡もせずに「罪と罰」を読んでいた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
作例 · 標準
昨夜は試験勉強で一睡もしていないんだ。
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昼休みに15分だけ一睡したら、頭がすっきりした。
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あまりの緊張に、彼は前日一睡もできなかった。
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