売り上げ
うりあげ
名詞頻度ランク #4605 · 青空 76 例
標準
amount sold
文例 · 用例
一年三百六十五日間における日々の甲某百貨店の第X売り場における売り上げ高と日々の雨量との関係いかんということが問題になったとする。
— 寺田寅彦 『物質群として見た動物群』 青空文庫
また百貨店閉場中の時間の降雨は問題の売り上げ高には関係しない。
— 寺田寅彦 『物質群として見た動物群』 青空文庫
そうして雨量と売り上げとの相関は一つの合理的な研究問題として採用せられ、その研究の結果から、季節による変化とか、いわゆる景気の影響とかいうものが摘出されうる可能性をも予想することができるであろう。
— 寺田寅彦 『物質群として見た動物群』 青空文庫
畜生畜生……二人で夜の眼を寝ずに働いた養蚕の売り上げをば……いつまでも渡らぬと思うておったれば……エエッ……クヤシイ、クヤシイ」 しかしいくら小突かれても若い主人はアヤツリのようにうなだれて、首をグラグラさせるばかりであった。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
いまはもう私どもも、仕入れに金がかかって、家の中にはせいぜい五百円か千円の現金があるくらいのもので、いや本当の話、売り上げの金はすぐ右から左へ仕入れに注ぎ込んでしまわなければならないんです。
— 太宰治 『ヴィヨンの妻』 青空文庫
百円借りて、三十日借りの利息天引きで、六十円しかはいらず、日が暮れると、自転車で来て、その日の売り上げをさらって行った。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
蝶子は鞄のような大きな財布を首から吊して、売り上げを入れたり、釣銭を出したりした。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
やっと返事が来たかと思うと、請求したくば、売り上げをもっと挙げてからにしろという文面だ。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫