疑心暗鬼
ぎしんあんき
表現頻度ランク #28214 · 青空 101 例
標準
suspicion will raise bogies
文例 · 用例
もしそうだとすると長い間封じ込められていた化け物どももこれから公然と大手をふって歩ける事になるのであるが、これもしかし私の疑心暗鬼的の解釈かもしれない。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
疑心暗鬼を生ずって奴でね……第一、おかしいじゃないですか。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
気持ちが滅入って来ると、疑心暗鬼を生じて来る。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
心すべきは午前中の気持の構え方で、時にはこれ一つが午後まで祟って、周到な判断力を失い、怪しげな本命を買って損した次には、茲は固いと思っていた本命のレースに、いつともなく疑心暗鬼の不安を持ち始め、無理な穴を狙ってみたりするようなへまを繰返して、一人で憂鬱になったりもする。
— 菊池寛 『競馬の一日に就いて』 青空文庫
「疑心暗鬼と云うことがございますね。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
つまり疑心暗鬼とかいう譬えの通りで、怖いと思っているから、少し怪しい奴が立ち廻ると、それが金蔵らしく思われるのです。
— 廻り燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
「疑心暗鬼と云ふことがございますね。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
東亜諸民族の疑心暗鬼が除去されたならば、一日も速やかに少なくも東亜連邦に躍進して、東亜の総合的威力の増進を計らねばならぬ。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫