不慣れ
ふなれ
形容動詞名詞頻度ランク #25270 · 青空 71 例
標準
inexperienced
文例 · 用例
Bといふ人間全体として何も無邪気ぢやないまでも、文学にしか頭が向かないところから、その他のことでは、尠くも不慣れくらゐのことはある。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
そこで思はず、Aのカマに掛かり、ニツコリしたり、或は、急に不慣れな問題が跳出したので、表情が激変したりする。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
女達は二人を見ると、不慣れな日本語で呼びかけた。
— 中島敦 『プウルの傍で』 青空文庫
予はもうこれ以上に予に取つて極めて不慣れなる御禮の言葉を繰返すことを止めよう。
— 石川啄木 『郁雨に與ふ』 青空文庫
何が憎くてそうも酷いことが仰しゃられるんでございましょう」 このしまという女は小さいときから父の本宅、豊島家に雇われていて、父がわたくしの母を囲ったのを夫人が知った時分に「若い女あるじに不慣れな女中では不取締でしょう。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
」かう言つて、お鳥は不慣れな温泉場に於ける旅の身ぞらを心配した。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
ところが私の「犬神博士」の方は不慣れなのと、追いかけられるのと、母の大病と、そのほか何やかやゴチャゴチャしたために思わぬ失態が百出しまして、とうとう打ち切られてしまいました。
— 夢野久作 『挿絵と闘った話』 青空文庫
」彼女は不慣れな手つきで二三度もやり直すのであつた。
— 牧野信一 『小川の流れ』 青空文庫
作例 · 標準
配属されたばかりの部署で不慣れな事務作業に戸惑い、先輩に何度も質問してしまった。
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都会の複雑な地下鉄の乗り換えに不慣れで、危うく約束の時間に遅刻しそうになった。
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不慣れな手つきで包丁を握る息子を見て、母親はハラハラしながらも黙って見守っていた。
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