停船
ていせん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
stopping a ship
文例 · 用例
依然、われわれは壮大な氷原の真っただ中に停船す。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
けさは私の予期のごとく、あざやかな通路が群氷のうちに現われたので、ようやくに氷錨を解いて、西南西の方向に約十二マイルほど進むことが出来たが、またもや一大浮氷に妨げられて、そこに余儀なく停船することとなった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
そうすれや、お前たちゃ一年か三年ぐらいの停船命令は食わにゃなるまいぜ、え、どうだ、おもてへかえって、水夫らに思いかえすようにすすめたら」 チーフメーツは、そのコースを転換した。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
隼丸の前檣に「停船命令」の信号旗が、スルスルと上った。
— 大阪圭吉 『動かぬ鯨群』 青空文庫
ただこの後の処分がどうであろうという心配が皆を悩まして居る内に一週間停船の命令は下った。
— 正岡子規 『病』 青空文庫
深夜たびたび停船して水先案内を乗せたオイホナ号は、島の多い、というより凸起した陸地の間にわずかに船を通すに足る水の、フィンランド湾の岸にそって、午前十時ごろ、半島の町ハンゴへ寄り、それからまた原始的なアウチペラゴのなかを、午後おそくこの国最大の都会である首府へルシングフォウスへ入港した。
— 白夜幻想曲 『踊る地平線』 青空文庫
が、タイタニック号が急停船すると同時に、その進路の水流が醸していた吸引力が止まって、ニュウ・ヨウク号は索船によって元の碇位に戻され、ようやく事無きをえた。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
同日午後六時半、南下しつつある一大氷山群を望見すると同時に、キャリフォルニアン号は無線をもって附近を航海中の諸船に前記の警告を発しながら、自分は直ちに最徐行して氷山の間を縫うようにして進み、午後十時頃から全く停船状態だった。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
作例 · 標準
悪天候のため、巡視船は沖合での停船を余儀なくされた。
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港に入ると、多くの船が停船し、荷物の積み下ろしを行っていた。
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海上保安庁は、不審船に停船命令を出した。
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