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美禄

びろく
名詞
1
標準
high salary
文例 · 用例
酒の自由に飲めない彼らは、かかる映画の上に自分を投射して、そこに酌みかわされる美禄に酔うのである。
寺田寅彦 映画時代 青空文庫
酒は天の美禄だと云うじゃねえか」 と云うようなことを云って笑う者もあった。
田中貢太郎 火傷した神様 青空文庫
うれしい酒をのむがよい、酒は涙でもなければ溜息でもない、天の美禄だ、おいしい酒をおいしく飲まなければ嘘だ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
淡彩の墨絵だが、しばらく芸術品から遠ざかっていた近ごろの生活中、一点ぽとりと滴り落ちて来た天の美禄を承けた気持ちで、日ごろ眼にする山川は私の眼から消え失せた。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
他人が愛飲する酒の如きは、人によって天の美禄でもあり、百薬の長ともなるが、好まざる者には無価値である。
北大路魯山人 味を知るもの鮮し 青空文庫
天の美禄とは思えなかったが、天与の痺れ薬であるとは、たしかに思えた。
正岡容 寄席 青空文庫
生れつき遠慮ッ気のないほうだから、会釈なしにやっつけますが、美禄に美人に美肴と、こう三拍子そろったんじゃ、いかに臆面のない手前でも顔まけをいたします。
菊香水 顎十郎捕物帳 青空文庫
ほんの少しばかりだが、その味の良さというものは、本当にこれこそ天の美禄というものだろう。
笑い茸 銭形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
彼は、長年の功績が認められ、破格の美禄を得ることができた。
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その会社のCEOは、業界でもトップクラスの美禄を手にしている。
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「こんなに美禄をもらえるなら、もっと責任ある仕事をしたい」と彼は意気込んだ。
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2
標準
alcohol
作例 · 標準
彼は、祝賀会で提供された上質な美禄(アルコール飲料)を嗜んだ。
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そのレストランでは、世界各国の美禄を取り揃えている。
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「今宵は、この特別な美禄で、旅の疲れを癒そう」と彼はグラスを掲げた。
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