捉える
とらえる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #8006 · 青空 2018 例
標準
to catch
文例 · 用例
「ここに鼬の係蹄が仕掛けてあるよ」「あれが鵯を捉える羽子だ」そして、「茸を生やす木」などと島吉が指さすのを見ながら、これが東京とは思えなかった。
— 岡本かの子 『酋長』 青空文庫
しかし、作者が敢てこの人物の心の動きや表情の翳を捉えるのは、そしてまた、物語のテンポを遅らせてまで、その描写や説明に多くの筆を使うのは実は現代の青年の中には、多かれ少かれ、好むと好まざるとにかかわらず、信吉という人物が棲んでいるからだ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
楽器というものの音が、どんなに深く人の心を捉えるものであるかということを、本当に理解しておられる人は私の言葉を信じて下さるであろう。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
「そのくらい勝手をおしのおまえさんなら、また、そのくらいの工夫の出来ないおまえさんでもあるまいじゃないか」 わたくしが湯に入っていると、各所の停車場へわたくしを捉える張番に行ってたらしい近所の出入りの若者たちがぽつ/\戻って来て、嘉六に犒われ御祝儀包を貰って帰って行きました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
この円い玉をどこまで追って行っても、世相を捉えることは出来ない。
— 織田作之助 『郷愁』 青空文庫
」と間を頭を下げて、手を戴くように、前の車へ切符拝見と出かけそうに、行きかける、それをタゴールさんが、矢庭に引っ捉えると、無理に自分の座席の隣りに抑えつけてしまった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
駅から駅への電話が、この中津川で行先不明の私たちをやっと捉えると、直にも引き返さねばならぬ重大用件を取りついだのである。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
飯盛|颪に吹き流される雲が、枯草が、蕭条として彼等の網膜に写し出され、捉える事の出来ない絶望感が全身的に灼きついて来たのであろう。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
作例 · 標準
警察は防犯カメラの映像を頼りに、逃走中の犯人を捉えた。
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ゴールキーパーが鋭いシュートを正面でがっちりと捉えた。
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クモが巣にかかった小さな虫を素早く捉える様子を観察した。
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標準
to grasp (e.g. meaning)
作例 · 標準
彼は著者の意図を的確に捉え、素晴らしい要約を書いた。
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時代の変化をチャンスとして捉えることが、ビジネスの成功には不可欠だ。
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監督は選手の個性をポジティブに捉え、チームの士気を高めた。
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標準
to captivate
作例 · 標準
彼女の透き通るような歌声は、会場にいた観客全員の心を捉えた。
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その美しい夕景は、道行く人々の目を一瞬で捉えて離さなかった。
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独創的なストーリー展開が、読者の興味を強く捉えている。
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