未曾有
みぞう
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #27863 · 青空 334 例
標準
unprecedented
文例 · 用例
彼の詩を読むものは、何びともあの天才的奔蹤を思はせる未曾有のリズムと、その何物にも捉はれない嬰児のやうなナイーヴな感情とに、絶大な驚異を感ぜずには居られないであらう。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
そして出し抜けに未曾有の事を決行するのだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
よろしい、それでは一つ、しんじつ未曾有、雲散霧消の結末つくって、おまえのくさった腹綿を煮えくりかえさせてあげるから。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
あの花売は未曾有の尤物じゃ、また貴様が不可なければ私が占めよう。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
これ蓋し深川綾子の建案にて、麹町の姫様檀那となり、あまたの貴婦人これを扶け、大法会を修して縊死の老婆を追善し、併せて鮫ヶ橋の貧民の男女を論ぜず、老少を問わず、天窓数一人に白米一斗、無慮一百石を散ぜんとする未曾有の施行なりき。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
烏滸がましゅうござりますが、従って手前どもも、太夫様の福分、徳分、未曾有の御人気の、はや幾分かおこぼれを頂戴いたしたも同じ儀で、かような心嬉しい事はござりませぬ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
第一回以来、かれは前後十八回の拷問をうけながら遂に屈伏しないというのは、伝馬町の牢獄が開かれてから未曾有のことで、拷問に対して実に新しいレコードを作ったのであるから、かれは石川五右衛門の再来として牢内の人気を一身にあつめた。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
こう続けざまに芝居を見るのは私の生涯において未曾有の珍象ですが、私が、私に固有な因循極まる在来の軌道をぐれ出して、ちょっとでも陽気な御交際をするのは全くあなたのせいですよ。
— 夏目漱石 『虚子君へ』 青空文庫
作例 · 標準
未曾有の大災害に見舞われ、多くの人々が苦しんだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
今年の経済危機は、まさに未曾有の事態だと言える。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
これは人類の歴史上、未曾有の発見となるだろう。
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