気絶
きぜつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #20990 · 青空 995 例
標準
faint
文例 · 用例
自分がいま呼んで、もし「はい」といってその女性が眼の前に出て来たなら自分はびっくりして気絶して仕舞うに違いないとは思う。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
やや行き過ぎて若者の一人、いつもながら源叔父の今宵の様はいかに、若き女あの顔を見なばそのまま気絶やせんと囁けば相手は、明朝あの松が枝に翁の足のさがれるを見出さんもしれずという、二人は身の毛のよだつを覚えて振向けば翁が門にはもはや燈火見えざりき。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
富蔵は一旦気絶したが、川春の店の者が見つけて内へ連れ込んで、水や薬を飲ませると、すぐに息をふき返して、何事もなく済んでしまったのです。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
蠍は頭に深い傷を受け、大烏は胸を毒の鉤でさされて、両方ともウンとうなったまま重なり合って気絶してしまいました。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
多分行き倒れか転んで気絶をしたかした若い女の人を二人の巡査が左右から腕を抱えて連れてゆく。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
足が滑った拍子に気絶しておったので、全く溺れたのではなかったとみえる。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
第十一回目のラウンドで、審判者はTKOの判定を下してベーアの勝利となったが、素人がこの映画を見ただけでは、どちらもまだ何度でも戦えそうに見え、最後に気絶して起きられなくなるようなところはこの映画では見られなかった。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
テニスンの詩「プリンセス」に「戦士の亡骸が運び込まれたのを見ても彼女は気絶もせず泣きもしなかったので、侍女たちは、これでは公主の命が危ういと言った、その時九十歳の老乳母が戦士の子を連れて来てそっと彼女のひざに抱きのせた、すると、夏の夕立のように涙が降って来た」というくだりがある。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
作例 · 標準
「うわっ!急に立ち上がった拍子に貧血で気絶しそうになっちゃった。」
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あまりの恐怖に悲鳴を上げる間もなく、彼女はその場に崩れ落ちるように気絶してしまった。
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猛暑の中での過酷なトレーニングの末、数名の選手が熱中症で気絶し、病院へ搬送された。
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「まさか、憧れのスターからサインをもらえるなんて……嬉しすぎて気絶しそうです!」
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