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賦役

ふえき異読 ぶえき・ぶやく
名詞多音語
1
標準
slave labour
文例 · 用例
賦役みねの雪よりいくそたび、  風はあをあを崩れ来て、萌えし柏をとゞろかし、   きみかげさうを軋らしむ。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
ロシアでは一八六一年農奴解放が行われたが、これはドイツにおける農奴解放と同様にこれまでの農奴として地主のために賦役させられた農民が、今度は生きるために「自分の意志」で賦役制度にしたがわなければならないことになった。
宮本百合子 マリア・バシュキルツェフの日記 青空文庫
強制賦役反対、弁当代を出せろと云っているんです」 やがて、美味いウドンの昼飯をすませ、山芋掘の鍬をかついだ××君を先頭に家を出た。
宮本百合子 飛行機の下の村 青空文庫
中年者が賦役を逃がれ富貴を夢みて、割勢する者も尠くない。
桑原隲藏 支那の宦官 青空文庫
此等が悉く卜部系統の者、海語部の後とは言はれないが、戸籍整理や、賦役・課税を避けたりして、寺奴となつたほかひゞとの系統を襲ぐものとだけは言はれる。
唱導的方面を中心として 国文学の発生(第四稿) 青空文庫
町人並びに近在のものは賦役に遣わされ、海岸の人家も大方はうちつぶして諸家様のお堅め場所となり、民家の者ども妻子を引き連れて立ち退き候もあり、米石日に高く、目も当てられず。
第一部上 夜明け前 青空文庫
賦役令に、丁匠役に赴いて道に死せば、これを路次に埋め、本貫に告げて家人の来り取るなくはこれを焼けとか、軍防令に、行軍の際兵士以上身死せば、その屍は当処に焼き埋めよとか、防人道に在って身死せば、便に随い棺を給して焼き埋めよとかいう類これである。
焼屍・洗骨・散骨の風俗 火葬と大蔵 青空文庫
賦役令や軍防令に、匠丁兵士防人の屍を焼き埋めることを規定したのも、実際古くからそれらの事が行われていたので、それを条文に上してあるまでと解してしかるべきことであろう。
焼屍・洗骨・散骨の風俗 火葬と大蔵 青空文庫
作例 · 標準
母親が息子の宿題の件で、先生とフェースオフすることになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

賦役(ぶえき、ふえき)とは、農民のような特定階級の人々に課せられた労働である。公共への労働力としてほぼ無給で働かされた。私有地における小作人の賦役は歴史上広く見られる。賦役は文明の始まりにも遡ることができ、最古の課税形態の一つである。

出典: 賦役 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0