心を打つ
こころをうつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to touch (a person's) heart
文例 · 用例
「しかし、あの芝居には人の心を打つものがない。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
真山青果の芝居は、とにかく人の心を打つからね。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
清涼殿の音楽の御遊びの時、ほかは皆男の殿上役人の中へも加えられて琵琶の役をするほどの名手であったから、それが恋に悩みながら弾く絃の音には源氏の心を打つものがあった。
— 紅葉賀 『源氏物語』 青空文庫
なぜ逢えば逢うことのできたころに私はたびたび来なかったろう」 と言う男の様子には、若々しくてそして心を打つものがある。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
先生が靜かに物語られる逸話のなかで私の心を打つたものは、井月が或る家の庭前に柿の落葉を拾つて埃をふき、其家の家女に「ハイお土産」とさし出したといふ話と、又その臨終に前日貰つた饅頭を持つて仰臥してゐたが、人が訪れるとパチリと一たん眼をあいて再び閉ぢた。
— 今井邦子 『伊那紀行』 青空文庫
が、傷口を見ているときに、もっと僕の心を打つものは、その荒み果てた顔でした。
— 菊池寛 『島原心中』 青空文庫
この事實が何よりも先づ強く駿介の心を打つた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
がスヰツチが無駄にひねられた瞬間に、突如として電光の如きものが彼の心を打つたのである。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
作例 · 標準
彼のスピーチは、聴衆の心を打つものがあった。
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その悲しい出来事は、多くの人々の心を打った。
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彼女の勇気ある行動は、周りの人々の心を打った。
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