白旗
しらはた異読 はっき・しろはた
名詞頻度ランク #40281 · 青空 394 例
標準
white flag
文例 · 用例
ヒラ/\と動く彼方の信號「我こそは音に名高き印度洋の大海賊船なり、汝の新造軍艦を奪はんとて此處に待つこと久矣、速に白旗を立てゝ其軍艦を引渡さば可、若し躊躇するに於ては、我に七|隻の堅艦あり、一撃の下に汝の艦を粉韲すべきぞ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
――水上の奥になるほど、樹の枝に、茅葺の屋根が掛って、蓑虫が塒したような小家がちの、それも三つが二つ、やがて一つ、窓の明も射さず、水を離れた夕炊の煙ばかり、細く沖で救を呼ぶ白旗のように、風のまにまに打靡く。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
由三は無意味に神樂殿の額を見たり、拜殿の前に突ツ立ツたり、または白旗櫻の碑を讀むだりして時を経てゐた。
— 三島霜川 『昔の女』 青空文庫
」「白旗をあげてくるぞ。
— 新美南吉 『草』 青空文庫
親戚某が世話をして、香以は下総国千葉郡寒川の白旗八幡前に退隠した。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
彼奴等は白旗を揚げて降参するなどいう毛唐流の武士道を全く知らぬらしいので、息の根の止まるまで喰い付いて来よったのには閉口したよ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
この寒空に浴衣のお尻がバルチック艦隊……睾丸のロゼスト・ウイスキー閣下が、白旗の蔭で一縮みになっとる。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
そのうちに粟生氏が「箙」の切の或る一個所をかれこれ二三十遍も遣直させられたと思うと、老顔に浴びるように汗の滝を流しながら、精も気根も尽き果てた体で謡本の前に両手を突いて、「今日はこれ位で、どうぞ御勘弁を……」 と白旗を揚げた。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
相手が白旗を上げたので、戦いは終わった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は白旗を振って、降伏の意思を示した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
交渉が難航し、ついに白旗を上げるしかなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash