陳ねる
ひねる異読 ヒネる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #32626 · 青空 19 例
標準
to age
文例 · 用例
唯、表白は祭文化、宴曲化し、美辞や警句を陳ねるので、会衆に喜ばれた。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
そうして便所へはいろうとする時に、そこの開き戸を明ける前に、柱に取付けてある便所の電燈のスウィッチをひねる。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
これは猫仲間では、目上の人にも無礼なことでも何でもなく、人ならばまづ鬚でもひねるぐらゐのところですから、それはかまひませんけれども、いけないことは、足をふんばつたために、テーブルが少し坂になつて、べんたうばこがするするつと滑つて、たうとうがたつと事務長の前の床に落ちてしまつたのです。
— ……ある小さな官衙に関する幻想…… 『猫の事務所』 青空文庫
そうしていくら調べても、私の自殺の原因がわからないために、いくどか首をひねるであろう。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
身を切るような風吹きて霙降る夜の、まだ宵ながら餅屋ではいつもよりも早く閉めて、幸衛門は酒一口飲めぬ身の慰藉なく堅い男ゆえ炬燵へ潜って寝そべるほどの楽もせず火鉢を控えて厳然と座り、煙草を吹かしながらしきりに首をひねるは句を案ずるなりけり。
— 国木田独歩 『置土産』 青空文庫
助手の一人は解剖臺に取りつけてある龍頭をひねると、水は氷柱でもつるしたやうに音もなく磁器製の解剖臺に落ちて、小さな幾條かの溝を傳つて、中央の孔から床の下に流れて行つた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
大福もちより、きしめんにすれば可かつたものを、と木賃でしらみをひねるやうに、二人とも財布の底をもんで歎じた。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
跳ねる、飛ぶ、眼で媚び、股でひねる。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
このお茶は少し陳ねているけれど、独特の香ばしさがあって意外と悪くない。
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蔵の奥から出てきた古い米は完全に陳ねていて、そのまま炊くには匂いがきつかった。
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長期熟成させて陳ねた味噌は、色が濃く深いコクが生まれるのが特徴だ。
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標準
to be too grown-up (for one's age)
作例 · 標準
あの子は小学生にしては言葉遣いが丁寧すぎて、どこか陳ねた印象を与える。
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「まだ子供なんだから、そんな陳ねた言い方をせずに素直に甘えればいいのに」
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都会で育ったせいか、彼の振る舞いは同年代の少年たちに比べて随分と陳ねて見えた。
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標準
to become twisted
作例 · 標準
乾燥させた木材が湿気を吸って陳ねてしまい、建具としては使い物にならなくなった。
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日光に当たりすぎたせいか、プラスチックの枠が陳ねて歪んでしまっている。
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「この板、陳ねているからカンナをかけるのが大変そうだね」と職人が呟いた。
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