吹き付け
ふきつけ
名詞頻度ランク #30056 · 青空 0 例
標準
spraying
文例 · 用例
紺碧のナポリの湾から山腹を逆様に撫で上げる風は小豆大の砂粒を交えてわれわれの頬に吹き付けたが、ともかくも火口を俯瞰するところまでは登る事が出来た。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
酸素と水素あるいは灯用瓦斯と混じた焔を石灰の塊に吹き付けると眩しいような光を出す。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
しばらく船室に引込んでいて再び甲板へ出ると、意外にもひどい雨が右舷から面も向けられないように吹き付けている。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
丁度フラスコの口に斜めに呼気を吹き付ける時に出る音と同じ訳で、両掌の間の空洞内の空気が振動して音を出すのである。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
ブンゼン燈のバリバリと音を立てて吹き付ける焔の輻射をワイシャツの胸に受けながらフラスコの口から滴下する綺麗な宝石のような油滴を眺めているのは少しも暑いものではなかった。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
吾輩は帽子もズボンもズブ濡れで、腰から上は丸裸、山頂の雲霧を交えた冷風がヒューヒュー吹き付けるのだから堪ったものではない。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
七夕の紅い色紙を引裂いて、そこらへ一度に吹き付けたら、こうもなろうかと思われまする」「はて、むずかしいことをいう奴じゃ」と、ほかの一人が大口をあいて笑った。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
雪を吹き付ける田圃の風を突っ切って、二人は真っ白になって橋場の寮にたどり着いた。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
作例 · 標準
壁の塗装は、ローラーではなく吹き付けで仕上げられた。
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害虫駆除のため、農薬の吹き付け作業が行われた。
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この塗料は吹き付け塗装に適しており、均一な膜厚が得られます。
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