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唐墨

からすみ異読 とうぼく
名詞
1
標準
Chinese ink
文例 · 用例
なかなかもって、アテナ洋墨や、日用品の唐墨の、筆、ペンなどでは追っつきそうに思われぬ。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
幸い持合せの些泥臭いが見かけは立派な円筒形の大きな舶来唐墨があったので、快く用立てた。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
台湾名物|唐墨下され、有難く存上候。
小金井喜美子 鴎外の思い出 青空文庫
多吉からは黄色な紙に包んである唐墨
第二部下 夜明け前 青空文庫
唐墨などの青墨と油煙墨系統のものとの墨色の差は子供にも十分分る位はっきりしたものであることを初めて知ったのである。
中谷宇吉郎 寅彦夏話 青空文庫
一片の唐墨に千金を投ずるという話もこれでは嘘ではないと思った位であった。
中谷宇吉郎 寅彦夏話 青空文庫
墨の蒐集家は日本に沢山あって、その誰もが墨のことでは自分が一番くわしいと思っておられるようであるから、田舎の片隅でこっそりいわゆる唐墨のかけらなどを少しばかり集めているN氏の墨の話などには、あまり誰も権威を認めてくれないようである。
中谷宇吉郎 墨色 青空文庫
それでもN氏はやっと端渓の小さい硯を一つ手に入れ、唐墨の破片を数片、宋その他の墨も数片は集めていた。
中谷宇吉郎 墨色 青空文庫
作例 · 標準
書道教室で、先生はまず唐墨を硯ですりおろすところから始めた。
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おじいちゃんが書斎に飾っていた、立派な唐墨の塊を久しぶりに見た。
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この絵の具は、伝統的な技法で作られた唐墨の顔料を使っているそうだ。
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筆ペンでは出せない、墨の濃淡やかすれを表現するために唐墨を選んだ。
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