批正
ひせい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
critique and correction
文例 · 用例
弱點はあるが、同じく弱點のある王張二氏の所説に伍して、或は鼎足の位置を保ち得るか或は僥倖にして優勝の位置を贏ち得るかと、試に茲に發表して、學界の批正を仰ぎたいと思ふ。
— 桑原隲藏 『司馬遷の生年に關する一新説』 青空文庫
話がいつとはなく農山村の産業の方面へ移ってしまいまして、今日の御会合の席にはあるいは御迷惑かとも存じますが、しかし、一方皆様の大多数の方々は直接その農林業に御従事なさっておられるので、私はそれを幸い、いま少し、とくにこの方面について卑見を申し上げ、御批正を仰ぎたいと考えている次第でございます。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
そこできわめて不備とは承知しながらも、ここに重ねて、その当時の拙講の要項を掲げて、より大方の批正を仰ぐことにしたわけである。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
小野蘭山の『大和本草|批正』には「三波丁子 一年立ナリ蛮産ナレドモ今ハ多シセンジュギクト称ス秋月苗高五六尺葉互生紅黄草ノ如ニシテ大ナリ花モコウヲウソウノ如ニシテ大サ一寸半許色紅黄単葉モ千葉モアリ葩長ク蔕ハツハノヘタノ如ク又アザミノ如シ九月頃マデ花アリ花鏡ノ万寿菊ニ充ベシ」とある。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
右紅黄草について『大和本草批正』には「紅黄草 今誤テホウホウソウト云マンジュギクト葉同シテ小サシ茎弱シテツルノ如ク直立スルコトアタワズ花五弁ニシテ厚シ内黄ニシテ外赤シ故ニ紅黄草ト云紅黄草二種アル故ト云ハ誤ナリ花鏡ノ藤菊又棚菊是ナリ」とある。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
上の『大和本草批正』に引用してある万寿菊について『秘伝花鏡』の文を抄出すれば万寿菊については「万寿菊、根ヨリ発セズ、春間ニ子ヲ下ス、花開テ黄金色、繋テ且ツ久シ、性極テ肥ヲ喜ム」であるが、『秘伝花鏡』にあるという藤菊を私はどうしても同書に見出し得ない。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
さて右の三波丁子はなんの植物であるのかというと、それは上の『大和本草批正』にあるようにセンジュギクというキク科の一年生植物で、一つにテンリンカとも称しその学名は Tagetes erecta L. である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
これまた、専門の諸士の批正を請わざるを得ず。
— 緒言 『妖怪学講義』 青空文庫
作例 · 標準
教授による私のエッセイへの批正は非常に洞察に富んでいた。
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編集者の役割には、原稿の批正が含まれる。
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あなたの詳細な批正に感謝します。理解が深まりました。
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