赤味噌
あかみそ
名詞
標準
dark-brown miso paste
文例 · 用例
今日の買物――弐十弐銭 酒二杯┌三十五銭 白米一升└十八銭 平麦一升弐十弐銭 煮干五十目十銭 赤味噌百目十銭 餅七ツ二銭 沢庵漬一本三十弐銭 なでしこ大包一個壱円弐十銭 木炭一俵八銭 バツト一物価騰貴、殊に生活必需品の騰貴は私を脅威する。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
今日の買物五十四銭 酒二合十一銭 赤味噌百目八銭 玉葱二百目八銭 蠅捕紙二枚六銭 豆腐一丁四銭 ちさ一把六月廿八日 雨――曇。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
晴れるより雲雀はうたふ道のなつかしや・ぬれるだけぬれてゆくきんぽうげ 今日の買物一、十五銭 石油三合一、十五銭 焼酎一合五勺一、十銭 若布百匁一、八銭 醤油二合一、八銭 赤味噌百匁一、六銭 茹玉子二個 五月二十一日雨、ほどよい雨だつた。
— 室積行乞 『行乞記』 青空文庫
この貝は味噌汁の一種に限ったもので、白味噌を赤味噌に混えたを最上としてある。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
○味噌餅は餅を柔く湯煮おき別に赤味噌を擂り酒と砂糖にて味を付け裏漉にして一旦煮立て餅の上へかけ椀の蓋をなし少し蒸らして食す。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
煮方は鰯を丸のまま頭と臓腑とを取去り、別に赤味噌を裏漉になし味淋と水とを加えてドロドロにゆるめ唐辛少し入れ前の鰯を入れて煮るなり。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
斯うして寺の人と同じやうに早く食ふといふことは、近頃無いためし――朝は必ず生温い飯に、煮詰つた汁と極つて居たのが、其日にかぎつては、飯も焚きたての気の立つやつで、汁は又、煮立つたばかりの赤味噌のにほひが甘さうに鼻の端へ来るのであつた。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
たとえばわれ/\が毎朝たべる赤味噌の汁なども、あの色を考えると、昔の薄暗い家の中で発達したものであることが分る。
— 谷崎潤一郎 『陰翳礼讃』 青空文庫
作例 · 標準
作品のテーマは人間の本質を問う。
芸術作品は多くの解釈の余地を持つ。
創作活動は心の表現である。
文学は時代を映す鏡となる。