観覧車
かんらんしゃ
名詞
標準
Ferris wheel
文例 · 用例
観覧車も今は闃として鉄骨のペンキも剥げて赤※が吹き、土台のたたきは破れこぼちてコンクリートの砂利が喰み出している。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
姪の望むままに一同で観覧車に乗り高い杉の梢の夜風に吹かれた。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
私は非常に幼い頃、父に連れられて、何かの博覧会を見物したが、その時の会場には大きなフェアリイ・ランドがあって、観覧車やウォタア・シュウトなぞの新奇な乗物とともに、やはり軽気球がお客を満載して上野の杜の天辺に浮かんでいた。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
信心深いイワンは安息日の礼拝に出席するのを怠るようなことはなかったとしても、その他の日は、一日爐ばたに寝そべって独将棋をしたり、遊園地へ行って観覧車に乗ったり、さもなければ二階の窓から遠方の嶺に雪の積っている山を眺めたりして、気儘に暮すばかりでありました。
— 渡辺温 『イワンとイワンの兄』 青空文庫
そして、その遥か中空を、仁王立ちになって立ちはだかっているのが、当時日本では最初の大観覧車だったのだ。
— 小栗虫太郎 『絶景万国博覧会』 青空文庫
そして、そこから放たれている光りの箭が、遠く西の空に飛んでいて、寛永寺の森から半身を高く現し、その梢を二股かけて踏んまえている大観覧車に――はっしと突き刺っているのだ。
— 小栗虫太郎 『絶景万国博覧会』 青空文庫
のみならず、遠く西空の観覧車に、お筆が狂わんばかりの凝視を放っていると云う事は、また怖れとも嗤いともつかぬ、異様なものだった。
— 小栗虫太郎 『絶景万国博覧会』 青空文庫
が、またそうかと云ってその得体の知れぬ魔力と云うのが、却って西空の観覧車にあるのではないかと思われもするので……、ああでもない斯うでもないと、とつおいつ捻り回しているうちには、遠景の観覧車も眼前にある異形なお筆も、結局一色の雑然とした混淆の中に、溶け込んでしまうのだった。
— 小栗虫太郎 『絶景万国博覧会』 青空文庫
作例 · 標準
遊園地の観覧車から見た夜景は、想像以上にロマンチックだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
観覧車の一番上まで来ると、街全体が見渡せて感動する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
デートの最後に観覧車に乗って、ゆっくり話をするのが好きだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの観覧車、ライトアップされるとすごく綺麗だよね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
観覧車 は、大きな車輪状のフレームの周囲にゴンドラを取り付け、人を乗せて低速で回転させることで、高所からの眺望を楽しめるようにした乗り物。
出典: 観覧車 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0