そば湯
そばゆ
名詞
標準
soba water
文例 · 用例
ようやく川を渉る、足袋底がこそばゆいから、草鞋を釈いて足袋を振うと、粗製のザラメ砂糖のような花崗の砂が、雫と共に堕ちる。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
私は、こそばゆくなり胸がふくれた。
— 太宰治 『玩具』 青空文庫
大學の地下に匂ふ青い花、こそばゆい毒消しだ。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
大学の地下に匂う青い花、こそばゆい毒消しだ。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
それは卑劣と思えるほど小器用で脇の下がこそばゆくなる。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
と、また地べたに※ぎつ放しの蜜柑が幾山も積んだままになつて、人影ひとつ見えぬ窪畑にもぶつかる、その傍を行くのだから何だかこそばゆい。
— 北原白秋 『蜜柑山散策』 青空文庫
こそばゆき顎をさすり、春日さす縁に立てば、ぱら/\とジヨン馳せ來つ。
— 長塚節 『長塚節歌集 中』 青空文庫
鬼怒川の水は白い波が立つて、遠くからはそれが粟を生じた肌のやうに只こそばゆく見えた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
蕎麦を食べ終えると、店主がそば湯を運んできてくれたので、残ったつゆで割って飲んだ。
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冬の寒い夜にそば湯を一杯飲むと、体の芯からじわじわと温まっていく。
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「そば湯はお持ちしますか」と店員が声をかけてきた。
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