板壁
いたかべ
名詞
標準
wooden wall
文例 · 用例
汽車から見た青森市の家はほとんど皆トタン葺またはコケラ葺の板壁である。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
土ほこりを浴びた板壁の板がひどく狂って反りかえっているのが多い。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
二 薄暗い、一寸、物が見分けられない、板壁も、テーブルも、床も黒い室へつれて行かれた。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
板壁の釘が腐って落ちかけた木造の家に彼等は住んでいた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
狹くるしい白い板壁の部屋に、ひとがいつぱいつまつてゐた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
そしてそれを大事に小脇にかかえて、板壁によりそいながら入口へとさぐり寄った。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
湯気や煙で煤けたまわりを雇人の手が届く背丈けだけ雑巾をかけると見え、板壁の下から半分ほど銅のように赭く光っている。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
板壁の一方には中くらいの窓があって棚が出ている。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
作例 · 標準
古民家の板壁は、年月を重ねて深みのある色合いになっていた。
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子供たちは、裏庭の物置小屋の板壁にチョークで落書きをして遊んだ。
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台風で傷んだ板壁を修復するため、大工が丁寧に作業を進めた。
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板壁に飾られたドライフラワーが、素朴ながらも温かい雰囲気を醸し出している。
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