大きさ
おおきさ
名詞
標準
size
文例 · 用例
柿は、こんな大きさで、こんな色をして、しかも秋に実るものであるから、これこれの意味であろうなど、ああ死ぬるほどいやらしい。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
網目はどのくらいの大きさであったか覚えないが、霞網などよりはよほどがっしりしたものであったらしい。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
緑色の楕円形をした食えない部分があってその頭にこれと同じくらいの大きさで美しい紅色をした甘い団塊が附着している。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
」 龜の甲羅に浦島が腰をおろしたとみるみる龜の脊中はひろがつて疊二枚くらゐ敷けるくらゐの大きさになり、ゆらりと動いて海にはひる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ぐいとその石油罐ぐらゐの大きさのお辨當箱に鼻先を突込んで、むしやむしや、がつがつ、ぺつぺつ、といふ騷々しい音を立てながら、それこそ一心不亂に食べてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」と狸は、はしやいで、石油鑵ぐらゐの大きさの、れいのお辨當箱をまづ舟に積み込み、「お前は、しかし、ずいぶん器用な娘だねえ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
そして、自分の吐息の大きさに慌てて、車室を見廻した。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
丁度、デッキと同じ大きさの、熱した鉄瓶の尻と、空気ほどの広さの、赤熱した鉄板と、その間の、******そうでもない。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
作例 · 標準
例句